2024-05-06

バレエ プロフィール写真撮影のポイント5点+注意5点

バレエ写真のスタジオ撮影

バレエ写真のスタジオ撮影

最終更新日: 2023-12-15

本ページでは「プロフィール写真」が必要になった際にどのように撮るべきか、また撮影時の注意点をご紹介しています。



バレエ プロフィール写真のイメージ作りと注意点

バレエのプロフィール写真

自ら行動を起こす際に必要になるのがプロフィールです。そして文章と共に掲載する「自分の写真」を”プロフィール写真”と言います。宣材写真、アーティスト写真(通称アー写)と呼ぶケースもありますが、これらもプロフィール写真に含まれます。

証明写真でも同じこと、と思った方もあると思います。しかし同じようでも天と地ほどの違いがあります。

たとえばパスポートや運転免許は証明写真です。当人の顔が分かることが目的で、笑って表情を優しくしたり、少し横を向いてオシャレにしてはいけません。

一方、プロフィール写真は自分らしい表情やしぐさを入れて個性を表現することで価値が高まります。このようにプロフィール写真は目的や感情を入れこんだ「着飾った写真」と言えます。

プロフィール写真撮影でのイメージの作り方とカメラマンの役割

此処で紹介するイメージとはあなたが「こんな私を見せたい、こう写りたい」などを考える際のヒントになる 「バレエダンサーとして相応しい表情」です。カメラマンとして「理想のバレリーナ」を理解したうえで、あなたのイメージ(状況、年齢、性格、素地)に合わせて撮影します。

バレリーナとしてのイメージの作りのポイント

  1. 姿勢:優雅で美しい姿勢を保つ
  2. 表情:自信と情熱を表現する魅力的な表情を作る
  3. 衣装:適切なバレエ衣装を選び、整然とした印象を与える
  4. 照明:柔らかな照明を選び、バレエの美しさを引き立てる
  5. ポーズ:ダイナミックでエレガントなポーズを取る
以上が、バレリーナとしてのプロフィール写真の心構えです。



イメージ作りが出来てもそれを写真に表現するのは簡単ではありません。そこで「カメラマンの役割」が重要になります。上記の「イメージ作り」の番号に対応させて以下に「サポート方ノウハウ」を公開します。

カメラマンの役割

  1. 姿勢:バランスや体幹に注意しダンサーらいし仕上がりをサポートする
  2. 表情:バレリーナらしい表所を引き出せるように的確なアドバイス
  3. 衣装:複数のレオタードがあればバレリーナらしい「凛とした姿」を見せられるような衣装選びをヘルプする
  4. 照明:上半身は柔らかい光を使いながらも立体感を持たせる、全身はポーズに合わせた照明をセッティングする
  5. ポーズ:上半身は顔立ちが分かるよう、全身は個人の長所を引き出す


以下では撮影時にカメラマンが知るべき情報を上げておきます。

撮影の注意事項

バレエのプロフィール写真

プロフィール写真は様々な用途での使用が考えられるので「ケースバイケース」で適宜正しく撮影しなければいけません。指定された形式以外は使用できないケースも考えられまので一読して理解してください。内容は撮影前に「カメラマン」に伝えてください。それでは撮影時の注意点をご紹介します。

拡張子とデータ保存形式

バレエ プロフィール写真

インターネット上に存在するホームページやSNSに掲載するなら「データ入稿」となります。大抵 JPG(ジェーペグ)と呼ばれる拡張子(形式)での提出になります。

写真データを保存する際には何かしらの保存形式が必要で一般的なのがJPG(圧縮形式)というわけです。JPG保存は画像を圧縮するので何度も繰り返すと劣化が激しくなり画像の品質は落ちます。但し、1、2回程度では人間の目では劣化したとは気づきません。

カタログ、パンフレット、ちらし等の紙媒体に掲載するなら「データ又は写真入稿」の選択肢が生まれます。現在はほどんとデータでの入稿になりますが、写真しか持っていなくても、スキャナーで取り込めばデータになるので心配することはありません。但しスキャンする分、画像の品質は落ちます。


撮影サイス

バレエ プロフィール写真

どの位の大きさで撮影するか決める必要があります。写真スタジオでどの程度の写真サイズ(データの大きさ)で撮影しますか、と聞かれることは少ないかもしれません。これはカメラマンが「大体このくらいで良いだろう」と考える一般的なサイズを決めているからです。だから大きめの写真にしたり、後でトリミング(縮小)するのであればサイズを指定したほうが安心です。

元々プロカメラマンが使用する一般的な一眼ミレーレスカメラの画角は縦3:横2です。縦横 3000px~4000px程度で撮影すれば大抵のニーズに合わせられます。もし撮影後にトリミング(切り取り)するならその旨伝えます。

範囲

バレエ プロフィール写真

バレエ写真は顔写真と指定されることもあれば、首から上の顔だけとのケースもあります。海外のオーディションでは肩を含めた顔のアップ写真との指定も見かけます。

いずれにしてもバストアップで撮影しておけば、後に顔のアップと言われてもトリミングすれば良いのです。


画角

バレエ プロフィール写真

写る範囲を角度で表してのが画角です。この表現は少し難しいですが、要は縦と横の長さのことです。

プロフィール写真はバストアップが多く、カメラを縦に構えて撮るのが一般的です。


背景処理

バレエ プロフィール写真

顔のより良く撮るためには、後ろに写る背景もデザインしなくてはいけません。ペーパー、緑、空、街並みなど何を背景にしてもかまいません。

顔を引き立てるには背景が目立たないようにするのがポイントです。その為には背景に写るモノのぼかして撮影します。ペーパー背景なら初めからボケているので心配はありません。

以上を参考にして正しいプロフィール写真を撮影しましょう。

プロフィール写真撮影の注意点

  • 指定の形式で保存する(JPGなど)
  • 余裕のあるサイズで撮影する
  • 顔だけでなく、胸元を入れたバストアップにする
  • カメラは縦位置で撮影する
  • 顔だけでなく、背景も考慮する

まとめ

プロフィール写真はある程度の期間使うことを前提に誰が見ても「良い写真」にするのがポイントです。

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